theLword
May 23, 2015
Laurelのお誕生日。そして・・・
皆様、いかがお過ごしですか?
今日はLaurelの44歳のお誕生日。
Happy Birthday Laurel
アメリカでThe L WordのTVドラマシリーズが始まったのが2004年。
私がこのドラマに出会ったのが2007年。
そして、大好きなLaurelに会いに行ったのが2011年。
・・・あれから4年。
Laurelが絵と向き合い、女優業を休業したのが2009年の頃でしたっけ。
5年は絵に専念する!と言っていた彼女でしたが、その間に
彼女の心は決まってきたようですね。
正直言って、私は絵についての知識も薄く、関心もどちらかというと・・・
ありません(^_^;)←絵心もない人
Laurelは、私にとって初めて夢中になった海外の女優さんで
それまでは、どこか海外の出来事はどこか自分の人生に無関係なこと
といった感じで生きてきました。
だから、Laurelとの出会いは、それだけ特別だったので、思い入れも強かった。
才能のある女優さんだもの。きっと帰ってくる。
そう信じたかったのかもしれません。
でも、彼女はそうじゃなかった。
事実、40過ぎるとハリウッドの仕事は激減するのよ、とあのメリルストリープが
言っていた通り、彼女の中で40歳という年齢が大きな節目になっていたんだろうな
と今は思います。
とはいっても、良い意味でも気まぐれな彼女(笑)
『やっぱ女優もたまにやりたいわ。』なんて思う日がいつか来るかもしれません。
その時は、ここも復活する・・・かも。
そんなわけで、pikariのblog、love my life は Laurelのお誕生日を機に
お開きにしようと思います。
最初の頃からたーくさん、カキコミして下さった方、
実際お会い出来た方、今でも仲良くして下さっている方。
それから、ちょこっと覗きに来てくださっていた方等々
本当にたくさんの方に支えて頂き、ここまで来ました。
すぐにここを消すという気はありません。pikariも気まぐれなので(笑)
時折、昔の記事を観て、笑って下されば尚嬉しいです。
そして、またいつの日かLaurelに会いたい。
私はそう思っています。
その時は、ここに書いちゃうかもしれないですね(笑)
とにかく。
独り言の呟きからここまで大きく成長できたのも、ひとえに皆様のお蔭です。
本当にありがとうございました
また、いつの日か・・・。
pikari
p.s. Twitterは今のところは消すかどうするか考え中です。
元々あんまり喋らないけどねwww
April 02, 2014
届いたのだ!
先日、こちらで紹介した Diva magazine。
実は、私たちも買う予定でいたのですが、以前購入した時の
自分のパスワードを忘れてしまい、しかもここのところバタバタだったことも重なり
注文できずにいました。
そんな際、友人から『送ってあげるよ!』とのやさしい言葉
お代も取らずに、彼女は私たちに送ってくれたのでした。
Thank you! Sally 本当に感謝しています
いつも気にかけてくれる友人たち。
時に代理でLaurelに手紙を持って行ってくれたり、宝物を贈ってくれたり。
私がおバカなせいで、交わす会話はいつも微妙なんですけど(笑)
言葉を超えた気持ちって、ちゃんと伝わるんだなーと、改めて感じます。
さて。
そんなわけで超久しぶりに見たレイシャの表紙
やっぱり、10年経ってもジャケットを見るだけでドキドキするし、ワクワクする。
ついでにニヤニヤも止まらない
テーマは 『10年経ったLのキャスト達。今は何をしているの?』 でした。
もちろん我らがLaurelの記事もありましたよー。
Laurelの嬉しいコメントもあったし
内容をここで一気に書きたいところですが、注文したけどまだ読んでないの
て方も、もしかしたらおられるかもしれませんので、また後ほど・・・ね
でも一つだけ
そのなかにアイリーンの嬉しすぎる、しかも意味深なコメントが
最後の一文にあったのです
なに なんなの アイリーン
しかも、最近やたらLのキャストがもぞもぞしているのを、みなさんご存知ですか?
(あえてキャラクター名で書くけど)デイナがシェーンとアリスと三人で写真を撮ってみたり
ヘレナが、ティナやベット達に話しかけてみたり。
なんだか、ソワソワしてきました。(トイレ?)
これは、期待して待ってみるとしましょう
まだ買ってない方は、こちらからどーぞ。
Diva Magazine
今スペシャル企画で、過去のキャストが表紙のものも一部購入可能ですよ。
ちなみに、JenifferやLaurelが表紙のものもあります★
なかなかムフフな内容でしたよ
March 21, 2014
ご無沙汰しております
お久しぶりです。
もう、お忘れになっている方も多いかな。
ま、自業自得なので仕方ないですね(^_^;)ゴメンナサイ。
3連休ですねー。みなさまいかがお過ごしでしょうか?(^^♪
さて。L情報に久しぶりに動きがあったので、ご一報をと思いまして書きました。
以前から、ちょくちょく書いてはいたのですが、実はupしてなかったりしてます(笑)
ずっと、待ってたのに。何故?!
なーんて思っているアナタ、、、ゴメンナサイm(__)m特に理由もないのです。。
うーん、タイミングを誤っちゃったり。
そんなわけで、今回この前に書いた記事も一緒にupしちゃいます。
よかったらご一読ください。
さてさて。
先程お話ししましたL情報ですが。
雑誌Divaにて、Lの世界10周年を記念して
特集号が組まれます。(第一弾の表紙はレイシャです)
しばらく離れていたけど、久しぶりに観てみたいな、って方は
こちらから覗いてみて下さいね。
明日(イギリス時間の金曜日)発売ですよー。
Diva Magazine
なお、支払いは、cardで出来ます。
私は過去何度か購入経験があるのですが、海外ではきちんとしてる方かなという印象。
ただし、届くのが遅いです(笑)
そして、包装が雑なので、審査を通る段階で、ぐじゃぐじゃにされる可能性があります。
で、どこがきちんとしてるんだ!?って?
・・・(笑)
おっしゃる通りなのですが、それは海外では当たり前のようなものでして。
取引等をすると、本当に日本人に生まれて良かったなと痛感します(^_^;)
それでも、Divaマガジンに発送が遅い、とか酷い状態で届いた等のクレームを入れると
彼らなりに、頑張って改善しようとしてくれます。
開き直って無視する業者や、返金は一切しないで詐欺状態の会社なんかもありますから
その点は良心的かな、と思っています。
Laurelの過去の記事はコチラ
その他L関係の記事
May 27, 2013
随分前に書いた妄想物語ですが(笑)
妄想?暴走?物語をお送りしたいと思います。
内容は、Jenniferの誕生日に書いた時のものですので
テーマはクリスマス?の頃になりますか。
でもあえて無修正でお送りいたしました。
って、そこのアナタ、違うこと考えたでしょう?(爆)
残念ながら、ソッチ系ではありませんwwwww
ま、文句もありましょうよ(笑)要望は受け付けますが、クレームは受け付けませんので
悪しからず(笑)
ではでは、すこーし涼しい気持ちになってご拝読くださいませませ。
(と、言いつつ。久しぶりに自分の文章を読むと、こっぱずかしくて熱くなりました。爆)
pikari
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
普段より一段と慌ただしい朝を、Laurelは迎えていた。
・・・彼女から連絡が来たのは、先週の事だ。
『主人が来週から出張でパリに行くの。だから君の誕生日パーティには残念だが、
出席出来ないって。』
彼女の声は、いつもより饒舌に弾んでいた。
『少し残念なトーンで私、言ったのよ。あなたがいないなら、私もつまらないから友達のうちで
パーティして貰うわって。』
勝手に決めてしまうところがまた、彼女らしい。
Jenniferに気付かれないよう、受話器をほんの少し手で押さえ、Laurelは笑った。
『そしたら主人もホッとした声で言うのよ。それもいいんじゃないか、って。』
受話器の向こうから、彼女の笑い声が聞こえる。
今年も一緒に過ごせる喜びが、二人を包む。
柔らかい日差しが、 部屋全体に優しく落ちる。
大変!思い出し笑いしている場合じゃなかった!
Laurelは小さく瞬きをして、立ち上がる。
まだ部屋の片付けが終わっていないのだから。
個展の為、留守がちだった彼女の家。
シッターさんが、必要最低限の事はしてくれている。
でも・・・彼女が来るのだもの。
そんな事なら、出掛けるか、彼女の家に変更して貰うんだったなと、Laurelは小さな溜息をついた。
昼過ぎ。玄関のチャイムが鳴る。
子供達が我先へと駆け出してゆく。
逸る気持ちを抑えながら、インターフォンの受話器を上げる。
涼しげな笑顔で立つ、彼女の横顔がカメラに映し出される。
まるで撮影モニターのようだな、とLaurelは小さく笑った。
子供達に開けられ、ダイニングにやってきたのは、彼女だけだった。
『いらっしゃい。・・・あれ?子供達は?』
『娘を連れて、すぐアトリエに行くっ!て、出て行っちゃったわよ。』
柔らかな風と共に、子供たちのはしゃぐ声が 微かに聞こえた。
『・・・これ。ワイン買ってきたわ。』
Jenniferがテーブルにそっと置く。
腕まくりをしながら、『何か手伝おうか?』と声をかける。
『ううん、大丈夫。それより、、、』
『何?』
『よかったの?私達だけで。みんなを呼んで、盛大にした方が、、』
ふと、腰に優しい感触が走る。
温かい、しなやかな手がLaurelを包む。
『あなたがいれば、それでいいに決まっているでしょう?』
彼女は、わざと耳元で囁く。
Laurelの耳が 赤くなるのを知っている癖に。
『危ないわ。包丁持ってるんだから。』
交わすように、Laurelはわざと彼女の腕から逃れ、そして振り返り、笑った。
持て余してしまった手をカウンターに付き、Jenniferは少し不満そうな目を向けた。
そして、続けてこう切り出した。
『今年のクリスマスは、一緒に過ごせそうにないの。』
キッチンにナイフを置き、Laurelは彼女を見つめる。
沈黙が二人を包む。
『夫がね、誕生日は別々だから、クリスマスは一緒に過ごそうって。』
その言葉にLaurelは思わず目をつぶった。
窓からすり抜けてきた風が、小さくカーテンを揺らし、木漏れ日を揺らす。
そして、再度Laurelの手首をしなやかな指が彼女を捉えた。
『怒って、、、るの?』
Jenniferが呟く。黙ったまま、Laurelは首を横に振った。
『ただ、、、やっぱり辛い』
絞り出すように、彼女が口を開く。
つぶっていた目を開けると、その目にはうっすら光るものが揺れていた。
『泣かないで、、、』
彼女を引き寄せ、そっと抱き締める。
二人の影が、より小さく細い一つの塊になり、キッチンに優しく揺れた。
May 23, 2013
Happy birthday Laurel!!!
Dear Laurel...
Happy birthday! May all your dreams & wishes come true!
Here's a long-distance "Happy birthday" to you from Japan.
Love.... M
今日はLaurelの誕生日です。
あぁ、そして二週間後に私の誕生日(^_^;)
嬉しくない年齢がどんどん迫ってきますね(笑)
私は、とうとうお台です・・・。
Laurelのように美しさを保った、いわゆる美魔女?wwwのようならば
初老もワッショイなんでしょうけど。(?)
あ、ご挨拶が遅くなりました。pikariです。
皆様ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしですか?
私は日々ライブに明け暮れ・・・www
カノとも軽くジャブ(喧嘩)しつつ、平和に暮らしております(笑)
Laurelの個展も開催になりましたねー。
って、記事書けよって話ですね(^_^;)スミマセン
写真は作っておいたんですけど、upするのをスッカリ忘れ・・・早1か月?
遅まきながら、出そうかなと思ったり、思わなかったり(どないやねん)
決してここのblogを忘れたわけでも、Laurelを嫌いになったわけでもありませんので
そこは誤解しないでくださいねー。
また、ノンビリやっていきますので、皆さんも気が向いたら
遊びに来てくだされば嬉しいです。
あ、pikari生きてるのね、程度でも全然かまいませんよー。
さて、話を戻して。
Laurelも42歳ですかー。
そしてあの美しさ。なんだかエステやらヨガやら、努力は惜しみなくやられているみたいで
そんな余裕(銭)が私にも欲しいと願ってしまいます(爆)
だって、努力したくないんだもーん♪
おいしいもの、食べたいんだもーん。
なんて、言ってるからブクブク太っているのですが(^_^;)
Laurelもあんなに綺麗なら、彼氏のひとつもいるんですかねー。
やだやだ。そっちの妄想は、やめとこう。(笑)
さて。先日ちょっくら自分の書いたメモの整理をしてたらですねー。
以前書いた、妄想物語が出てきまして(笑)
そう、誕生日にはると書いてた、アレですよ。
で、お蔵入りにするのはもっていないかなーと思い、久しぶりにUPしようかな
なーんて思っています。
良かったら、お暇な時に読んで下さいね(^ー^)/
August 28, 2012
今年も開催(´▽`)♪
私はスッタモンダの毎日ですが(笑)なんとか生きております(^▽^;)
最近更新が遅く、申し訳ありません。
なのに、毎日見に来てくださっている方、本当に有難うございます
いやぁ、、、オリンピック。凄かったですねぇ。
連日の応援で、やや時差ボケ気味な私(笑)
そんな事なら、イギリスに行けばいいのにと、一人ツッコミをしていました。
さて。
来月、東京国際レズビアン・ゲイ映画祭が、開催されます。
近くの方、その時期偶然東京におられる方は、ぜひ参加してみては
いかがでしょうか?調度3連休ですし
私も去年初めて参加させて頂きましたが、なかなか良い作品でした。
今年も行ってみようかなぁと、ボンヤリですが考えています。
詳細は、以下のようになります。
<日 時>
2012/9/14(金)〜17(月/祝)
<場 所>
スパイラルホール(3F) 全席自由席(350席)
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F
Tel: 03-3498-1171(代表)
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」青山学院方面改札口を出て、B1出口すぐ、
もしくはB3出口より渋谷方向(出口を出て左手方向)へ徒歩1分。
<チケット>
◇1回券(日時指定)・・・・・・・・・・【前売り:1,300円 当日:1,500円】
◇4回券(日時指定なし・前売り限定)・・【4,800円】
◇スパイラルパス引換券(限定100枚)・・【前売り:10,000円 当日:12,000円】
詳細については、公式サイトにて御確認下さい。
<公式サイト>
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
<ビアンものの上映作品>
マルガリータ/Margarita
監督:ドミニク・カルドナ&ローリー・コルバート/Dir:Dominique Cardona & Laurie Colbert
2012|Canada|90 min|English
日本初上映/Japan Premier
http://www.margaritathefilm.com/
夕立ちのみち/Cloudburst
監督:トム・フィッツジェラルド/Dir:Thom Fitzgerald
2011|USA, Canada|93min|English
日本初上映/Japan Premier
http://www.cloudburstmovie.com/
キス・ミー/Kiss Me / With Every Heartbeat
監督:アレクサンダー・テレーセ・キーニング/Dir:Alexandra-Therese Keining
2011 | Sweden | 105 min |Swedish
日本初上映/Japan Premier
2011年アメリカン・フィルム・インスティテュート映画祭 観客賞/AFI FEST 2011
Audience Award (Breakthrough)
2012年イェーテボリ国際映画祭 最優秀プロデューサー賞/Goteborg International
Film Festival 2012 Lorens Award
ストーリーの紹介や、ゲイものの作品については、公式サイトにて御確認下さい。
<上映日時>
August 17, 2012
L10 Convention
開催日は、本日から3日間。
で?
誰が結局出演したかって?
・・・・pikariがここにいるという事は、想像もつき易いはず(^▽^;)
結局のゲストは、以下の人たちになったみたい。
・PAM GRIER
・JANINA GAVANKAR
・CLEMENTINE FORD
・TRACY RYERSON
・STAMIE KARAKASIDIS
・ROXANNE McKEE
・・・・誰? みたいな
(最後の人は、リップサービスの人らしい。)
主催者が最初に言っていた、『L10は最後のイベントなので、Lのキャストでしかやらない』
も、蓋を開けてみれば、蓋もへったくれもないくらい、ボロボロ。
しかも主要キャストってパムだけじゃね???
勿論、出演してくれたキャストには罪はありませんよ。
でもねーーーーーーー。ファンはこれでは喜ばないでしょう?
ヘレナ&ディランかっぽーでも出してたら、まだ集客もあったろうに。
ま、そんなわけで10回も行われたたイベントも、これにて終了。
pikariも、奇跡的に一度は参加出来た事を、嬉しく思います。
L10 convention
そんなイベントを知ってか知らずか・・・
主要キャスト、Laurelは相変わらずの御様子。
こちらをご覧になって、暑い夏を癒されて下さいね〜(笑)
↓ Laurelさんよ、、観光化、してませんかぃ?ww
June 09, 2012
The L Word Season7-11
そういやさぁ、Season7って途中で終わっちゃったの
って思ってる方も、中にはおられるかも?
でも、終わってません。しっかり完結させるつもりでおりますので、
忘れた頃に読み直してくださると、嬉しいです(´_ _`)
前の内容で、記憶が薄れちゃった方は、コチラ
The L Word Season7 (10) をクリックして頂くと、過去のものも一気読み出来ますので、よかったらどーぞ(^▽^;)
・・・では、Season7-11を、お楽しみ下さい
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
〜Paris。
ホテルのラウンジに落ちる陽射し。
昼間のホテルは、ビジネスマンも出勤中とあってか、静かな空間と化している。
近くの広場では、外国人観光客が、しきりに写真撮影をしていた。
久しぶり、と手を振り腰を上げた彼女の笑顔は、あの日と変わらなかった。
立ち上がり、ハグをする二人。
懐かしい香り。…いいえ何も知らなかった。当時から彼女は謎めいてたから。
むしろ辛い思い出の方が多いというのに、彼女の付けるエキゾチックな香水の香りが
Jennyをあの日の自分へと誘う(イザナウ)。
『噂は、かねがね聞いてるわよ。』
Marinaが笑う。
その目に吸い込まれぬように、Jennyはテーブルへと目線を落とし、腰掛けた。
『そう?自分の映画を乗っ取られた、間抜けな監督って事で有名なの?笑っちゃうわ。』
俯くJennyの長い睫毛が、微かに風に揺れる。
続けてMarinaも腰を落としながら、崩れぬ笑顔のまま、真っ直ぐに彼女を見つめた。
『そんなこと、ないわよ。』
すらりと長い腕を伸ばし、Jennyの髪をさりげなくなぞろうとする。
しかしJennyは彼女の手を遮るかのように、テーブルに置かれた台本を手に取った。
『髪、伸ばさないのね?似合っていたのに。』
テーブルに肘を付いたまま、Marinaは再度Jennyを見つめた。
『コーヒーを。』
Jennyは黙ったまま、近くにいた店員を呼び止め、オーダーをする。
一瞬、冷たい空気が、二人の前を通り抜ける。
『仕事の話をしましょう。』
真っ直ぐMarinaを見つめ、Jennyは静かなトーンで語りかけた。
『そうね。』
Marinaは、笑顔を崩す事なく、台本に視線を落とした。
〜LA。
慌ただしい引っ越し作業も、仲間がいるだけで助かるもの。
例え業者に任せきりであっても、気分的に変わるものだ。
引っ越しも、滞りなく終わった。
また、アンジーは転校生として、新学校へ通い始めた。
Tinaは、相変わらずバタバタとしているが、新生活は、落ち着きを取り戻しつつあった。
『・・・折角、LAに戻ったのだから。』と、
Betteには、MOCA(美術館)の専属curatorや、UCLAへの返り咲きの話まで来ていた。
しかし、彼女は不思議とあまり未練がないようで、アッサリと断り続けていた。
Betteにはやりたいことがあった。
今を逃すと出来なくなること。
それをTinaに話したかった。
そして、あの事も・・・。
『今日も、帰って来られないのかしら。』
夕食の支度をしながら、Betteはため息をつく。
ふと、家を任せきりにしていた頃の自分と、Tinaの寂しそうな笑顔を思い出した。
一方Tinaは、Focus Futures 新支店の役員として、多忙を極めていた。
役員とは名ばかりの、設立したての会社。
それこそ、事務員に任せていたような庶務的な事まで、見なければならない状態。
家に帰れない日が、連日続いた。
デスクに軽く腰掛け、飲みかけの冷えた珈琲を、溜め息混じりに口にする。
積み上げられた書類。
疲れた肩をそっと、片手で揉み解す。
目線をふと斜めにやると、家族3人の写真が目に入った。
『・・・よし、やりますか。』
珈琲を一気に飲み干し、唇を結び直して、Tinaは部屋のドアを勢い良く開けた。
〜Paris。
打ち合わせも順調に進み、気が付くと、外はすっかり陽が落ちていた。
『今日は、この位にしない?』
Marinaが、彼女に笑顔を向ける。
その笑顔も心なしか、疲労が見えた。
『そうね。後はエージェント達も交えて、本格的にやりましょう。』
伏し目がちのまま、Jennyは台本を閉じる。
『食事でもとらない?』
そう話しかけたのは、意外にもJennyの方からだった。
『そうね。じゃぁ・・・最近見つけたお勧めのレストランがあるから、そこに行かない?』
『あなたに任せるわ。ただ・・・』
『何?』
立ち上がりながら、Marinaが尋ねる。
『今の私、レストランには相応しくない姿だから、着替えたいのだけど。』
『構わないわ。じゃ私はここで待っていればいい?』
一瞬、小さな沈黙がJennyを包む。
きっとその一瞬を、彼女は気付いていないだろう。
『ええ、そうね。悪いけど。』
そう、か細い声で告げ、Jennyは立ち上がった。
June 01, 2012
今年の夏休みは、ココしかない!! ※6/17一部更新
6/17 一部更新
Laurelの新たな個展【free falling 】の日程が、確定したようです。
今度の場所は、イタリア・ベネツィアです(〃▽〃)
わーーーーーーーーーーーぉ。(ジョイス風に、どーぞ。)
イタリアー素敵な場所ですよね★
行きたい行きたい!!!
しかも、調度皆さんの取りやすい夏休みのシーズンですよ
夏休みの予定、、、、もう立てちゃいましたか?
それとも、まだですか?
まだなら、是非とも行っちゃいましょう!!
だって、開催期間が長いんだもの
上手く合えば、Laurelにも逢えちゃうかも知れませんよ
Paris同様、Laurelはおそらく【一定の期間】滞在すると思うので
彼女の行動をしばらく注視しつつ、、、、ドキドキしていたいと思います(笑)
大丈夫。英語が話せなくても、イタリアだから。
大丈夫。Laurelを目の前にしたら、日本語ですら上手く話せなくなるから(笑)
会いたい時に、会いたい人には、会っておくのだ (私の座右の銘)
そうそう、
・・・イタリアって、料理がなんでも美味しいんだって。(ウケウリ)
・・・イタリアって、フランスより世界遺産が多いんだって。(これもウケウリ)
・・・イタリア人は、ナンパしない人の方が劇的に少ないらしい。(テレビで言ってた)
そんなイタリアーナに、Laurelを取られちゃわないように、私たちも見張らねば(笑)
なんて、アホな事を考えつつ、ちょっと真面目にイタリア旅行を
妄想してみようかなと思っています
Venezia Exhibition 2012 -free falling-
Ateneo of Venice
Aula Magna
Campo San Fantin
Venice, Italy
From July 12 to September 30, 2012
英文ですが、これまでのLaurelの記事です。
コチラから、どうぞ。
Laurel Holloman -Digital Journal-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・た、だ。
気になる事がひとつだけ。
L10コンベンションについてです。
開催日は、8/17〜19。
そう、Laurelの個展の真っ只中。
The L Word としては最後のコンベンション。
・・・Laurel、出ないのかな。
あと二人、ゲストを呼びますと主催者側が発表して、早半年。(くらい)
もしかしたら、宣伝の為に出てくれるかも?
とか、
開催中だから、出ないのかも・・・
とか、上がったり下がったり
こちらも気にしつつ、彼女の動向に注目したいと思っています。
L10コンベンションのサイトは、こちらからどーぞ。
L10 Convention
お金に余裕のある方は、イギリスのコンベンションに行ったついでに
イタリア経由で海外旅行、ってのも手かもしれませんネ
May 23, 2012
Happy birthday Laurel *+:。.。:+* ゜ ゜゜
ま、翻訳してもきっとこれは読めないだろうし・・・(笑)
今日5/23は、Laurelのお誕生日です(*・∀-)
てことで、今年も行ってまいりましょう!勝手な妄想物語(笑)
今回は、ちょっくら前回の妄想物語と被らせて作っておりますので、
もし読んでもシックリこない方は、合わせてこちらもご覧になってみてくださいね
前回作 ⇒ Laurel Holloman fan blog ♪Love my Life♪
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
・・・まだ日も昇らぬ暗い道。
ヘッドライトを付け、車を一人走らせる。
誰もいない、渇いた駐車場に車を止めエンジンを切る。
ドアを開けると、少しひんやりとした風が、彼女の髪を撫でる。
薄ぼんやりとした道を一人、確かめるようにゆっくりと歩いてゆく。
砂浜に少し足を取られつつ、波の音を聞く。
波打際が穏やかに聞こえるのは、この時間だからだろうか。
いつもより少しだけ波音に寄り添いながら、Laurelは砂浜を踏み締める。
顔を上げると、さっきまで薄暗かった海が、朝焼けで少しずつ赤紫に変わっていた。
その場所に一人、彼女が座っていた。
あの日教えた秘密の海岸。
足音は確かに彼女の耳にも届いている筈なのに、彼女は静かに海を見ている。
黙ったまま、Laurelは彼女の隣に座った。
静かな時間(トキ)が二人を包む。
最初に静寂を破ったのは、Jenniferのほうだった。
『一緒に朝焼けを見たのは、The L Word の撮影以来ね。』
小さく笑うLaurel。そしてこう呟いた。
『山城での撮影は、本当に眠かった・・・。』
『そうね・・・。』
海を見たままJenniferが呟いた。
『…でも、あの日は複雑な気分だった。』
『どうして・・・?』
Laurelは、Jenniferを見つめる。
横顔が少しずつ朝焼けに染まってゆく。
その美しさに、しばし、ぼんやりと見とれる。
すると、落とした視線をこちらに向けながら、Jenniferは波のように静かに口を開いた。
『撮影が終わってしまったら、あなたも失ってしまいそうに思ったからよ。』
彼女から視線をそらし、寂し気に小さく笑うLaurel。
『それは私も同じよ…』
Jの腕が彼女を引き寄せる。正真正銘の、誰もいない海岸。
この世の終わりのようで、また始まりのようにも感じる、不思議な空間。
ふと、Jenniferの視線が海に戻った。
『見て。日が昇って来た・・・』
誘われるがままに、Laurelが目線を上げた。
確かに遥か遠くに見える地平線から、眩しい光が差し込んでいる。
Jenniferの握りしめた手を、肩で感じる。
そして、居心地の良い場所を求め、Jenniferの肩にもたれ掛かった。
『今日は、あなたが初めて光を見た日。誕生日おめでとう。』
Jenniferは彼女の柔らかい髪を撫で、そこにそっとkissをした。