シーズン0

April 22, 2009

Tinaの決意。

スピンオフとは また違うものを思いついたので、書いてみました。
と言っても、実は随分前に書いたものです。
出すのを忘れてました(笑)
S5が放送されるまで、あと少し。妄想にお付き合いくださいね(笑)
・・・そう、妄想。
まずは画像ナシで。
後日写真はUPする予定です。



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Tinaは、決意を固めていた。
それはずっと考えていた事だったし、時が過ぎてゆくごとに気持ちは薄れる事なく、
反対に危機感すら感じていた。
まだ 誰にも話していなかったが、この事は自分の夢でもあった。
だから、そうしようと決めたのだ。
『明日は少し早く帰れる?』
リビングでくつろいでいる時、TinaはそうBetteに声をかけた。
『えぇ、回顧展も無事終わったし、特別急ぎの仕事はないけれど?』
『そう・・・。』
『ねぇ、このワイン美味しいわね。誰に貰ったの?』
『デイナよ?試合が近いから今、禁酒してるんですって。』
『あらそう。試合が終わってから飲めばいいのにね。』
『Betteが最近赤にハマッってるって、こないだ話してたのを覚えててくれてたのよ。』
『そうなのね。忘れてたわ(笑)』

満たされた時間、安定した生活。
今までどうしてもっと早く決断しなかったのか。
その事が、逆にTinaには不思議でならなかった。
二人きりの旅行。二人きりの生活。
これ以上求めるものなど無いという、安心感からだろうか。

 ・・・翌日。
いつもどおり食事をすまし、TinaはBetteに切り出した。
『ねぇ、昨日の話なんだけど・・・。』
『えぇ、なぁに?』
『私、近いうちに会社を辞めようと思うの。』
突然の言葉に驚くBette。思わず持っていた雑誌をテーブルに置く。
『どうしたの?急に。あの腹立たしい同期のせいなの?』
少し前から浮上していた、Nancyという女の存在。
どうやらTinaの功績を妬んで、最近執拗なまでに嫌がらせをするらしいのだ。
『いいえ、Bette(笑)私はそんなくだらない事で、会社を辞めたりしないわ。』
 Tinaの顔に、ほんのり笑みが零れる。
Betteの心配とは、全く関係のない様子だ。
 
『私・・・・子供を生もうと思う。』
怪訝な表情から一転、一気に高潮していくBetteの頬。
Tinaが発したその言葉は、何にも換えがたい、天にも昇るような言葉だった。
 実は、以前からこの話は二人の間で持ちあがっていた。

BetteもTinaも、子供は大好きだ。
家族を持つことで、本当のFamilyになれる。
 実際、恵まれた環境である証拠に、LAには数多くのGay familyが存在していた。
 しかし、どちらが生むとか、仕事はどうするとか、話し合うことは山積みだった。
BetteはTinaに生んで貰いたいと望んだが、仕事を愛する気持ちを理解できるからこそ
Betteなりに強くは言えなかったのだ。
そして捩れた糸のように思ってもいないことを互いが口にし、その結果、口論となる日もあった。

『・・・・・・・と思うの。それには、年齢的にも急いだほうがいいんじゃないかと思って。』
『えぇ、、、、、えぇ、そうね。』
『Bette (笑) 聞いてるの?』
『聞いてるわ。私達の赤ちゃんが・・・出来るのね。』
これ以上ない喜びを全身に感じ、BetteはTinaを抱き寄せる。
 『そうよ。私達の、赤ちゃん。』
『私もバカね。Nancyなんて貴女が相手にするわけがないのに(笑)』
Betteの胸の中で、クスクスと笑うTina。
二人は抱き合いながら、優しく揺れていた。
 
ふと、我に返ったBetteがTinaに、呟いた。
『Tee、それにしても貴女は相変わらず、自分ですぐ結論を出しちゃうのね。』


pikasama69 at 00:10|PermalinkComments(22)TrackBack(0)