妄想物語
July 10, 2009
ep5〜6に行き着くまでの展開。
n&nsさんが、先日素晴らしい妄想物語を考えてくださったので
こちらに、載せさせて頂く事にしました(*´∀`人)
まさに脚本家そのものです
頭のいい人が書く文章って、こういうのを言うのですね〜(〃▽〃)
私なんて、足元にも及びません
てことで、season0は削除します。
・・・嘘です(笑)
妄想族の一味(あたし)としては、勝手にドンドンこれからも膨らませまーす。
皆さんも、思いついたら是非、私までご一報下さい。
そして、みんなで考えて、どんどんTibette物語を増やしちゃおうじゃないですか
都合のいいように、好き勝手に(笑)
では、最後までn&nsさんの物語をお楽しみ下さいませ
Scene1)@Bette's house
恐らく泥酔Tinaは朝までぐっすり。
たぶんJodiやBetteの朝の支度の物音で目を覚ます。
起き上がろうとするTina。
酷い頭痛がTinaを襲う。
J : おはよう。大丈夫?
T : おはよう。
(Jodi がa cup of coffeeをTinaに手渡す)
T : あ、ありがとう。あの私…。
J : 昨日ひどく酔ってて、家まで帰れそうになかったから。私がここに連れて来た。
T : ああ、ごめんなさい、ほんと。恥ずかしいわ。
J : いいの、いいの。気にしないで。
(BetteがピアスをつけながらJodiに話しかけようとやって来る。)
B : Jodi、あの…
(Tinaに気づくBette。少しためらいがちに。Tinaに向かって)
hi, おはよう。
T : (Tinaも同じくためらいがちに)おはよう。
(気を取り直して、Bette、Jodiに向きなおり)
B : ねえ、Jodi、今夜8時でいいかしら?迎えに行くから。
J : 何のこと?
B : 忘れたの?今夜はCatherine Opieのオープニングに一緒に行く約束よ。
J : ああ!忘れてた!
B : とにかく、8時に迎えに行くから。いいわね?
J : Bette、ごめん、無理だわ。
B : え?どういうこと?
J : 今夜は行けない。 Michael と会う予定なの。
B : F*cking Michael!
J : 彼、一昨日からL.A.に来てて、今夜発つって言うから。
B : でも前から言ってあったじゃない。
J : ええ、そう。たしかにそう。でもこの間も先に帰っちゃったし、
B : あの時はKitが大変な目に遭って、
(ヒートアップし出したBette。悪い空気を断つようにTinaが会話に割って入る。)
T : あの、ごめんなさい、もう行くわ。
J : ええ…そうね。
T : 色々ありがとう。コーヒーごちそう様。じゃあ。
B : Tina、待って。送ってくわ。
T : いえ、いいの。大丈夫だから。
B : まだ頭痛むんでしょ?いいから、遠慮しないで。
B : Tinaを送ってくる。
J : え、ええ。そうして。気をつけて。
Scene2) in Bette's car
Betteの車の中。Tinaは後部座席に掛けている。
Betteの背中に話しかけるTina。
T : 昨日は泊めてくれてありがとう。
B : お礼ならJodiに言って。彼女が連れて来たんだから。
(バックミラーでTinaを確認しつつ、少し笑って応えるBette。)
T : ええ、そうね。
(Tinaもバックミラー越しに軽く視線を合わせた後、手元に視線を落とし、横の窓に視線を投げる。でも景色はただ流れるだけ。彼女の目には入っていない。)
(しばし沈黙。)
(Tina、バックミラー越しに視線を合わせて)
T : 大丈夫?
B : 何のこと?
T : Jodiのこと。何ていうか、ただちょっとJodiと何かあったみたいだから。
(少しためらいがちに尋ねるTina。)
(短い沈黙。)
B:別に。何もないけど。
(絞り出すように答えるBette。視線が泳いでいる。)
Betteの車がTina宅に到着。
Tinaは車から降り、窓越しに運転席の横に立つ。
T : 送ってくれてありがとう。
B : いいの。構わないわ。
(このまま別れるには、少し空気が重い。何かが足りない。)
(口火を切ったのはTina。落ち着いたトーンで話し出す。)
T : Bette、この間のことは間違いだった。
B : ええ…、あれは間違い。
T : でも後悔してない。
B : …(動揺するBette。言葉がない)
T : 私は後悔してない。
B : …
(Betteをまっすぐ見つめるTina。)
(Betteの携帯が鳴る。Phyllisからだ。電話を取るBette。)
B : Phyllis? Yeah…すぐ行くわ。
行かないと。
T : ええ。そうね。行って。
重い空気を残したまま、Betteは車を出す。
少しの間、Tinaは車の行方を見守るが、すぐにゆっくりと踵を返して、家の中へ。
<解説>
今回の妄想のポイントはこうです。
Ep5で「Are you love with Jodi?」「Yes, I am.」→泥酔@the partyからして
少なからずショックを受けたはずのTina。
それがep6では泣く子も見惚れるハンターに豹変します。
またあの kiss以降、ep5で事あるごとにTinaに接触しようとしてきたBetteは、
ep6のkitchen sceneでは不意に現れたTinaに対して明らかに及び腰で、
今にも壊れてしまいそうです。
ep5-ep6の間に二人は変化しています。
では何が二人に変化を与えたのか?ということで考えたのが今回の2 scenesです。
まずScene1でTinaをショックのどん底から救います。
Jodiとの下らないケンカは、Jodiとの関係の中でBetteが
フラストレーションを溜めている事実があることをTinaに意識させます。
その事実はあのkiss&cryを裏付けるものでもあり、Tinaを動かす力となります。
またJodiとのいさかいをTinaに見られたことでBetteも動揺します。
次にScene2でBetteの動揺に拍車を掛けます。
Tinaはミラー越しに、そして窓越しの上から目線でBetteを揺さぶります。
そして今まで、世間的な分別ある態度をBetteに対してはとってきたTinaが、
初めて「後悔していない」という言葉で自分の気持ちを表します。
理性→感情へ、Tinaの態度の基軸がシフトしたことで、ep6のTinaのかなり
本能的・感情的な行動も説明がつきやすくなるのではないでしょうか。
April 22, 2009
Tinaの決意。
スピンオフとは また違うものを思いついたので、書いてみました。
と言っても、実は随分前に書いたものです。
出すのを忘れてました(笑)
S5が放送されるまで、あと少し。妄想にお付き合いくださいね(笑)
・・・そう、妄想。
まずは画像ナシで。
後日写真はUPする予定です。
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜
Tinaは、決意を固めていた。
それはずっと考えていた事だったし、時が過ぎてゆくごとに気持ちは薄れる事なく、
反対に危機感すら感じていた。
まだ 誰にも話していなかったが、この事は自分の夢でもあった。
だから、そうしようと決めたのだ。
『明日は少し早く帰れる?』
リビングでくつろいでいる時、TinaはそうBetteに声をかけた。
『えぇ、回顧展も無事終わったし、特別急ぎの仕事はないけれど?』
『そう・・・。』
『ねぇ、このワイン美味しいわね。誰に貰ったの?』
『デイナよ?試合が近いから今、禁酒してるんですって。』
『あらそう。試合が終わってから飲めばいいのにね。』
『Betteが最近赤にハマッってるって、こないだ話してたのを覚えててくれてたのよ。』
『そうなのね。忘れてたわ(笑)』
満たされた時間、安定した生活。
今までどうしてもっと早く決断しなかったのか。
その事が、逆にTinaには不思議でならなかった。
二人きりの旅行。二人きりの生活。
これ以上求めるものなど無いという、安心感からだろうか。
・・・翌日。
いつもどおり食事をすまし、TinaはBetteに切り出した。
『ねぇ、昨日の話なんだけど・・・。』
『えぇ、なぁに?』
『私、近いうちに会社を辞めようと思うの。』
突然の言葉に驚くBette。思わず持っていた雑誌をテーブルに置く。
『どうしたの?急に。あの腹立たしい同期のせいなの?』
少し前から浮上していた、Nancyという女の存在。
どうやらTinaの功績を妬んで、最近執拗なまでに嫌がらせをするらしいのだ。
『いいえ、Bette(笑)私はそんなくだらない事で、会社を辞めたりしないわ。』
Tinaの顔に、ほんのり笑みが零れる。
Betteの心配とは、全く関係のない様子だ。
『私・・・・子供を生もうと思う。』
怪訝な表情から一転、一気に高潮していくBetteの頬。
Tinaが発したその言葉は、何にも換えがたい、天にも昇るような言葉だった。
実は、以前からこの話は二人の間で持ちあがっていた。
BetteもTinaも、子供は大好きだ。
家族を持つことで、本当のFamilyになれる。
実際、恵まれた環境である証拠に、LAには数多くのGay familyが存在していた。
しかし、どちらが生むとか、仕事はどうするとか、話し合うことは山積みだった。
BetteはTinaに生んで貰いたいと望んだが、仕事を愛する気持ちを理解できるからこそ
Betteなりに強くは言えなかったのだ。
そして捩れた糸のように思ってもいないことを互いが口にし、その結果、口論となる日もあった。
『・・・・・・・と思うの。それには、年齢的にも急いだほうがいいんじゃないかと思って。』
『えぇ、、、、、えぇ、そうね。』
『Bette (笑) 聞いてるの?』
『聞いてるわ。私達の赤ちゃんが・・・出来るのね。』
これ以上ない喜びを全身に感じ、BetteはTinaを抱き寄せる。
『そうよ。私達の、赤ちゃん。』
『私もバカね。Nancyなんて貴女が相手にするわけがないのに(笑)』
Betteの胸の中で、クスクスと笑うTina。
二人は抱き合いながら、優しく揺れていた。
ふと、我に返ったBetteがTinaに、呟いた。
『Tee、それにしても貴女は相変わらず、自分ですぐ結論を出しちゃうのね。』
と言っても、実は随分前に書いたものです。
出すのを忘れてました(笑)
S5が放送されるまで、あと少し。妄想にお付き合いくださいね(笑)
・・・そう、妄想。
まずは画像ナシで。
後日写真はUPする予定です。
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜
Tinaは、決意を固めていた。
それはずっと考えていた事だったし、時が過ぎてゆくごとに気持ちは薄れる事なく、
反対に危機感すら感じていた。
まだ 誰にも話していなかったが、この事は自分の夢でもあった。
だから、そうしようと決めたのだ。
『明日は少し早く帰れる?』
リビングでくつろいでいる時、TinaはそうBetteに声をかけた。
『えぇ、回顧展も無事終わったし、特別急ぎの仕事はないけれど?』
『そう・・・。』
『ねぇ、このワイン美味しいわね。誰に貰ったの?』
『デイナよ?試合が近いから今、禁酒してるんですって。』
『あらそう。試合が終わってから飲めばいいのにね。』
『Betteが最近赤にハマッってるって、こないだ話してたのを覚えててくれてたのよ。』
『そうなのね。忘れてたわ(笑)』
満たされた時間、安定した生活。
今までどうしてもっと早く決断しなかったのか。
その事が、逆にTinaには不思議でならなかった。
二人きりの旅行。二人きりの生活。
これ以上求めるものなど無いという、安心感からだろうか。
・・・翌日。
いつもどおり食事をすまし、TinaはBetteに切り出した。
『ねぇ、昨日の話なんだけど・・・。』
『えぇ、なぁに?』
『私、近いうちに会社を辞めようと思うの。』
突然の言葉に驚くBette。思わず持っていた雑誌をテーブルに置く。
『どうしたの?急に。あの腹立たしい同期のせいなの?』
少し前から浮上していた、Nancyという女の存在。
どうやらTinaの功績を妬んで、最近執拗なまでに嫌がらせをするらしいのだ。
『いいえ、Bette(笑)私はそんなくだらない事で、会社を辞めたりしないわ。』
Tinaの顔に、ほんのり笑みが零れる。
Betteの心配とは、全く関係のない様子だ。
『私・・・・子供を生もうと思う。』
怪訝な表情から一転、一気に高潮していくBetteの頬。
Tinaが発したその言葉は、何にも換えがたい、天にも昇るような言葉だった。
実は、以前からこの話は二人の間で持ちあがっていた。
BetteもTinaも、子供は大好きだ。
家族を持つことで、本当のFamilyになれる。
実際、恵まれた環境である証拠に、LAには数多くのGay familyが存在していた。
しかし、どちらが生むとか、仕事はどうするとか、話し合うことは山積みだった。
BetteはTinaに生んで貰いたいと望んだが、仕事を愛する気持ちを理解できるからこそ
Betteなりに強くは言えなかったのだ。
そして捩れた糸のように思ってもいないことを互いが口にし、その結果、口論となる日もあった。
『・・・・・・・と思うの。それには、年齢的にも急いだほうがいいんじゃないかと思って。』
『えぇ、、、、、えぇ、そうね。』
『Bette (笑) 聞いてるの?』
『聞いてるわ。私達の赤ちゃんが・・・出来るのね。』
これ以上ない喜びを全身に感じ、BetteはTinaを抱き寄せる。
『そうよ。私達の、赤ちゃん。』
『私もバカね。Nancyなんて貴女が相手にするわけがないのに(笑)』
Betteの胸の中で、クスクスと笑うTina。
二人は抱き合いながら、優しく揺れていた。
ふと、我に返ったBetteがTinaに、呟いた。
『Tee、それにしても貴女は相変わらず、自分ですぐ結論を出しちゃうのね。』