The L Word Season0
January 04, 2009
season0-4
旅行から戻ったTinaは仕事へとにかくのめり込む。
何かから逃れるかのように。自身を追い詰めるかのように。
その評価は、才能のある者には当たり前のように付いてきた。
手掛ける作品は次々とヒットした。
愛のゆくえ、追憶の彼方、いつか見た空…。
ビョークのミュージックビデオで高い評価を得た、ミシェルゴンドリーの作品も
手がけた。
その後代表作となった、エターナルサンシャインは、Tinaに紹介して貰った
脚本家の力量と言っても、過言ではないだろう。
Tinaの得意とする作品は、女性の繊細な心と美しい情景を描いたものが多い。
そこに目をつけたのが、ソフィアコッポラだった。
今度、日本を舞台とした作品を手掛けたい。
貴女と一から仕事をしてみたいという、たっての依頼だった。
しかも初めてのプロデューサーとしての仕事だ。
Tinaは、自分の人生において初めて衝撃を受け、映画界に身を投じる事となる
きっかけを作ったのは、ソフィアの父の作品だった事をソフィアに告げたのだった。
ソフィアコッポラの作品は、Tinaの得意とする心の移り気と柔かな描写、
そして美しい景色を主体とする。
日本には行った事のないTinaだが、材料をかき集める為に、日本へと飛んだ。
日本の主要都市といえば、京都、東京、大阪、北海道。
結論、世界的に知られている街にTinaは焦点を当てた。
それが…東京。
この街には、様々な感情が渦巻いている気がした。
絶望、欲望、挫折。希望の狭間で人々があがき苦しみ、孤独と戦いながら、
かすかな光を求め生きているような気がしたのだ。
都会の華やかさがあるからこそ、うごめく、何か…。
それを映像に残せたら。
その町並みは、作品そのものとピッタリ適合した。
企画から始まり、撮影が無事終了するまで約2年。
NYと日本の往復の日々。
Ericと会えない日々が続いたが、逆にTinaには肩の荷が降りた気分でいた。
撮影が終わり、公開日には初めてEricと映画館に行った。
ロスト・イン・トランスレーションと名付けられたその作品は、世界でも、
そして舞台となった日本でも高い評価を得た。
地位と名声を手にしたTina。
仕事は、ますます忙しくなってゆくのだった。
※上記画像のロストイントランスレーション・エターナルサンシャインは、
実際にある作品ですが、あくまで架空の話と付け加えておきます。
登場したコッポラやミシェルは、Betteがストーリーの中でTinaと関わった人として
実際名前を挙げた人物を元に作っています。
なお、その他の作品名は、全てフィクションです。
何かから逃れるかのように。自身を追い詰めるかのように。
その評価は、才能のある者には当たり前のように付いてきた。
手掛ける作品は次々とヒットした。
愛のゆくえ、追憶の彼方、いつか見た空…。
ビョークのミュージックビデオで高い評価を得た、ミシェルゴンドリーの作品も
手がけた。
その後代表作となった、エターナルサンシャインは、Tinaに紹介して貰った
脚本家の力量と言っても、過言ではないだろう。
Tinaの得意とする作品は、女性の繊細な心と美しい情景を描いたものが多い。
そこに目をつけたのが、ソフィアコッポラだった。
今度、日本を舞台とした作品を手掛けたい。
貴女と一から仕事をしてみたいという、たっての依頼だった。
しかも初めてのプロデューサーとしての仕事だ。
Tinaは、自分の人生において初めて衝撃を受け、映画界に身を投じる事となる
きっかけを作ったのは、ソフィアの父の作品だった事をソフィアに告げたのだった。
ソフィアコッポラの作品は、Tinaの得意とする心の移り気と柔かな描写、
そして美しい景色を主体とする。
日本には行った事のないTinaだが、材料をかき集める為に、日本へと飛んだ。
日本の主要都市といえば、京都、東京、大阪、北海道。
結論、世界的に知られている街にTinaは焦点を当てた。
それが…東京。
この街には、様々な感情が渦巻いている気がした。
絶望、欲望、挫折。希望の狭間で人々があがき苦しみ、孤独と戦いながら、
かすかな光を求め生きているような気がしたのだ。
都会の華やかさがあるからこそ、うごめく、何か…。
それを映像に残せたら。
その町並みは、作品そのものとピッタリ適合した。
企画から始まり、撮影が無事終了するまで約2年。
NYと日本の往復の日々。
Ericと会えない日々が続いたが、逆にTinaには肩の荷が降りた気分でいた。
撮影が終わり、公開日には初めてEricと映画館に行った。
ロスト・イン・トランスレーションと名付けられたその作品は、世界でも、
そして舞台となった日本でも高い評価を得た。
地位と名声を手にしたTina。
仕事は、ますます忙しくなってゆくのだった。
※上記画像のロストイントランスレーション・エターナルサンシャインは、
実際にある作品ですが、あくまで架空の話と付け加えておきます。
登場したコッポラやミシェルは、Betteがストーリーの中でTinaと関わった人として
実際名前を挙げた人物を元に作っています。
なお、その他の作品名は、全てフィクションです。
December 22, 2008
Season0-3
Tinaには、彼が昔からいたが、
一度たりとも彼女から告白した事はない。
いいなと思う事はあれども、
心の底から込み上げるような愛おしさや、
溢れる想いを感じた事はなかった。
子供は、高校時代と今の彼であるEricの子を妊娠した。
2度目の妊娠という事もあり、Tinaはかなり悩んだが、
結果、誰にも告げる事なく下ろした。
さすがに、立ち直るのには時間を要した。確かに子供は欲しかった。
しかし、今はとにかく仕事が楽しかった。
それに…Tinaには、何かがひっかかっていた。
彼には、出会った当時から結婚を申し込まれていたし、
経済的にも将来を見据えても、なんら申し分のない人だった。
ただTinaは、彼と一緒にいながらも心はどこか、ずっと別の場所にあるようだった。
SEXの相性も悪くはなかったし、彼はとても優しく親友にも羨ましがられた。
…なのに。
自分が満たされているからだろうか、自分が贅沢過ぎるのだろうか…。
そんな煮え切らないTinaに親友は、貴女は贅沢過ぎるのよと笑った。
だから、結婚とは、きっとこんなものなのだろうとTina自身も思っていた。
子供を下ろしてしばらくは、仕事を選んだ自分が、間違っていたのか、
もしくは仕事を理由にしただけで、自分は逃げたのではないのかと思い悩んでいた。
子供への罪悪感からか、Tinaは初めて仕事が嫌になり、誰に告げる事もなく、
一人旅に出た。
誰も知らない街…アジアへと。
マレーシアから、シンガポールへ。
華やかな夜景を、海の煌めきを見つめる日々。
言葉も上手く伝わらない、異国の地。
その歯痒さが逆に新鮮で、まるで宇宙から来た、異星人のような気分になれて
楽しかった。なんでも出来るような気持ちになった。
大好きな美術館にも足を運んだ。
時期はずれの観光は、館内も人が少なく、カツカツと自分の足音だけが響く。
無機質な空間とは対照的に、躍動感溢れる絵画達が、矛盾という空間の中、交差する。
Tinaに語りかけてくる名画達。
全てが解き放たれたような気持ちの中、ゆらゆらと揺れる。
まるで子供の頃、兄と遊んだ、近所の公園にある黄色いブランコに
乗っているような心地良さを思い出していた。
ふ…と、自分と違う足音が耳に入ってきた。
どこの国の人だろう。自分より、きらびやかで背はすらりと高く、
立っているだけで、(気品溢れる)絵になる姿だ。
まるで絵の中から現れたみたいだ、とTinaは彼女に見とれていた。
作品の1つ1つを愛おしそうに、食い入るよう見つめ、彼女はTinaに気付く事なく
立ち去っていった。
声をかけそびれた事よりも、むしろ高鳴る鼓動に、不思議な感情が沸き起こる。
きっと、美術館があまりにも静か過ぎたから、私の心臓も波打っていただけ。
そう思いなおしながら、残像としては、克明に残った彼女の横顔を
Tinaは、いつの間にか思い出していた・・・。
December 21, 2008
season0-2
Tinaには、高校時代からの友達が3人いたが、それまでは
軽い、クラスメイトに毛が生えた程度の友達しかいなかった。
彼がいれば、特別寂しい事もなかったし、学校に行って他愛のない会話の出来る友達が、
数人いてくれれば、特別な存在を求める事も、Tina自身望まなかった。
あるとき、クラスに黒人の女の子が
転校してきた。
当時はまだ、人種差別が今より色濃く残っていた。
アメリカでの人種差別は、流暢に英語を話す
白人以外の人種に対する差別が主であり、
アフリカ系、ネイティブ・アメリカン、アメリカ・
インディアン、アジア系、キューバ系、アラブ系などと、
幅広い範囲でその対象となっていたのだ。
クラスにも、そういう流れが自然と起こり始めていた。
Tinaの家の近所には、彼女が子供の頃から、アフリカ系の家族が住んでいた事もあり、
そういう偏見を持つことなく育ってきたTinaにとって、彼女の友人が
転校生にそういう目を向けることが、とても許せなかった。
感情の起伏を、人前であまり表さないTinaが、一度だけ声を荒げた事がある。
それは、仲のよいグループの女子が、転校生を見下したからだ。
その言葉は、友人にとって軽々しく口にしたものだったが、
決して許されるべき言葉ではなった。
クラス中が、シンと静まり返った。
しかし、Tinaは揺るがなかった。
数日後、グループの中の流れが変わった。
もしかしたら、自分もグループから避けられるかもしれないと思っていた空気が、
不思議と良い流れに変わっていったのだ。
それから、彼女たちは改めて絆を深めていった。
友達から、なんでも話せる親友へ。
バカをするだけが友達じゃない。
いつの間にか、Tina自身もそう思うようになっていった。
仲間と呼べるような友達が出来てから、
Tinaは 音楽や美術に興味を持っていく。
それは、大いに友達の影響を受けていた。
親に内緒で友人とお酒を飲みながら、Radioheadや
Coldplayのライブに酔いしれた。
ライブで感じる、奇跡の一体感を、
共に仲間と感じるのも楽しかったが
Tinaは一人、美術館に通うことも好んでいた。
母が好きだった、印象派の絵画。
母ほど、絵画に詳しくはなかったが、特にモネ、ゴーギャン、ルノワールなどを好んだ。
また 『印象派』 『印象主義』 の概念は、
音楽の世界にも適用される。
そこからTinaは、クラシックに興味を示すようにもなった。
夜寝る前に、ドビュッシーやラヴェル、リスト等を好んで聞いた。
特に月の光やアラベスク、パガニーニ等のピアノ曲を聴くのが好きだった。
軽い、クラスメイトに毛が生えた程度の友達しかいなかった。
彼がいれば、特別寂しい事もなかったし、学校に行って他愛のない会話の出来る友達が、
数人いてくれれば、特別な存在を求める事も、Tina自身望まなかった。
あるとき、クラスに黒人の女の子が
転校してきた。
当時はまだ、人種差別が今より色濃く残っていた。
アメリカでの人種差別は、流暢に英語を話す
白人以外の人種に対する差別が主であり、
アフリカ系、ネイティブ・アメリカン、アメリカ・
インディアン、アジア系、キューバ系、アラブ系などと、
幅広い範囲でその対象となっていたのだ。
クラスにも、そういう流れが自然と起こり始めていた。
Tinaの家の近所には、彼女が子供の頃から、アフリカ系の家族が住んでいた事もあり、
そういう偏見を持つことなく育ってきたTinaにとって、彼女の友人が
転校生にそういう目を向けることが、とても許せなかった。
感情の起伏を、人前であまり表さないTinaが、一度だけ声を荒げた事がある。
それは、仲のよいグループの女子が、転校生を見下したからだ。
その言葉は、友人にとって軽々しく口にしたものだったが、
決して許されるべき言葉ではなった。
クラス中が、シンと静まり返った。
しかし、Tinaは揺るがなかった。
数日後、グループの中の流れが変わった。
もしかしたら、自分もグループから避けられるかもしれないと思っていた空気が、
不思議と良い流れに変わっていったのだ。
それから、彼女たちは改めて絆を深めていった。
友達から、なんでも話せる親友へ。
バカをするだけが友達じゃない。
いつの間にか、Tina自身もそう思うようになっていった。
仲間と呼べるような友達が出来てから、
Tinaは 音楽や美術に興味を持っていく。
それは、大いに友達の影響を受けていた。
親に内緒で友人とお酒を飲みながら、Radioheadや
Coldplayのライブに酔いしれた。
ライブで感じる、奇跡の一体感を、
共に仲間と感じるのも楽しかったが
Tinaは一人、美術館に通うことも好んでいた。
母が好きだった、印象派の絵画。
母ほど、絵画に詳しくはなかったが、特にモネ、ゴーギャン、ルノワールなどを好んだ。
また 『印象派』 『印象主義』 の概念は、
音楽の世界にも適用される。
そこからTinaは、クラシックに興味を示すようにもなった。
夜寝る前に、ドビュッシーやラヴェル、リスト等を好んで聞いた。
特に月の光やアラベスク、パガニーニ等のピアノ曲を聴くのが好きだった。
December 19, 2008
season 0-1
・・・・・・リング0 みたいなタイトルですが(笑)
しばらく Lの最新版も見ることは出来ないし、
いきなりですが、ちょっと一人 妄想の世界に入ってみることにしたのです。
それが、season 0。
Betteと出会い、一緒に住むまでのTinaに関しては、未だアイリーンの
口からも明かされていませんよね?
そこで、だったら私達で(←ココ重要?)
勝手に妄想しちゃおうって事にしたんです。
勿論、全て私の希望・願望を含めた、架空のお話。
なので、『ここをもっと膨らまして』とか『ここは変えてこうして欲しい!』ってのも
どんどん募集します。
ようは、書いたことのない脚本たるものを、ド素人の この私が
書いてみようじゃぁないかと言う、非常に無謀な(笑)企画?お話です。
どこまで書けるかも未知ですが、しばしの間、お付き合いくださいませ★
(気まぐれに更新しますので、悪しからず。笑)
あ、ちなみに。
この台本を元に、Peach♪さんに色(台詞)を付けて貰えたら嬉しいな
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
遡るは、Betteと出会う、ずーっとずーっと昔。
Tina Kenardは、物静かな父Johnと、優しく明るい母、Michelle
そして2コ年上の兄Robinと、小さな田舎に暮らしていた。
特別裕福な家でもなかったが、何不自由のない生活。
勤勉な兄の影響もあり、Tinaもまた勉強が出来、学校の授業も
そつなくこなす生徒だった。
クラスでは、特別目立つ存在でもなかったが、そこそこ男子にもモテたし
彼氏に困るような事などはなかった。
大学受験を控えたある日、Tinaは、
とある映画館に彼と出かける。
上映されていたのは、フランシス・F・コッポラの
不朽の名作『ゴッドファーザー』。
どうしても映画館で見てみたいという彼に付き合い、
tinaは半ば仕方なく出かける事となる。
作品自体は、自分の生まれた頃の古いものだったが、
色あせない作品の魅力と迫力に、彼女は大きな衝撃を受ける。
…その頃の彼女にはまだ、知る由もなかった。
自分がその監督の娘、ソフィアコッポラに 将来、称賛される日が来る事など。。。
大学は、文芸メディア専攻を選んだ。
当時付き合っていた彼との間に子供が出来、
親を心配させる出来事もあったが、学内では
勉強にもより一層意欲を出し、校内でも優秀な生徒だった。
始めは役者を目指していたTinaだったが、
人間の裏の部分や、実際に食べていくまでの力や運を痛感し
美しさだけでは、難しい世界だと感じ諦める。
この時Tinaは初めての挫折を味わった。
その未練を持ったまま、映画界へ。
またその頃、兄が結婚。就職した先の一般の女性だ。
少し早い結婚に両親は心配したが、Tinaは優しく兄の背中を押した。
Tinaの部屋をノックするRobin。
Robin:...Tina?
Tina :Yeah?入って。
Robin:眠ってたかぃ?
Tina :うぅん、本を読んでただけ。眠れないの?
Robin:・・・この家にいるのも、後わずかだなって・・・。
Tina :Robin・・・パパとママはあんなふうに言ってるけど、ただあなたが心配なだけなのよ。
Robin:あぁ、そうだね・・・。
でも時々、僕が決断したはずの人生の大きな選択に、怖くなる時もあるんだ。
Tina :誰だってそうょ!人は必ずどこかで道を選ばなきゃいけない時があるゎ。
あなたにはそれが少し早く訪れてるだけょ。それに臆病にもなってる。
・・・エミリーを愛してるんでしょ?
Robin:もちろんさ!!それだけは誓って言える!
Tina :だったら何も問題ないゎ。
あなたの選択が正しいって事を証明するのはこれからよ。
Robin: そうだね。・・・この家はしっかりモノのTinaがいるから、安心して出て行けるょ。
Tina :それはどうかしら(笑)
映画界は、体育会系だ。
穏やかな生活が一変し、昼も夜もない、
仕事漬けの生活が始まる。
田舎暮らしだったTinaは、ここで一人暮らしを始める。
彼のいない生活。それにも慣れ始めていた。
仕事がとにかく楽しかった。
先輩は厳しかったが、運よく腕のいい先輩が身近にいたお陰で
Tinaは、メキメキと実力を付けていった。
仕事の関係上、人との出会いは多い。
役者にも声をかけられることもあったが、チャランポランな人が多く
どうしても付き合う気分になれないTina。
そんな時、職場のトラブルが原因で、弁護士のEricと出会う。
出会ったその日の出来事を、正直Tinaは、よく覚えていない。
しかし彼は違った。彼の完全なる一目惚れだったのだ。
・・・続く。
ちなみに、話と画像は、全く関係ありません(笑)
なんとなく合いそうなモノを選んでみました
peach♪さん早速会話シーン考えてくれて
ありがとう☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
感想は、コメントへ書きまーす(*´∀`人)
しばらく Lの最新版も見ることは出来ないし、
いきなりですが、ちょっと一人 妄想の世界に入ってみることにしたのです。
それが、season 0。
Betteと出会い、一緒に住むまでのTinaに関しては、未だアイリーンの
口からも明かされていませんよね?
そこで、だったら私達で(←ココ重要?)
勝手に妄想しちゃおうって事にしたんです。
勿論、全て私の希望・願望を含めた、架空のお話。
なので、『ここをもっと膨らまして』とか『ここは変えてこうして欲しい!』ってのも
どんどん募集します。
ようは、書いたことのない脚本たるものを、ド素人の この私が
書いてみようじゃぁないかと言う、非常に無謀な(笑)企画?お話です。
どこまで書けるかも未知ですが、しばしの間、お付き合いくださいませ★
(気まぐれに更新しますので、悪しからず。笑)
あ、ちなみに。
この台本を元に、Peach♪さんに色(台詞)を付けて貰えたら嬉しいな
☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
遡るは、Betteと出会う、ずーっとずーっと昔。
Tina Kenardは、物静かな父Johnと、優しく明るい母、Michelle
そして2コ年上の兄Robinと、小さな田舎に暮らしていた。
特別裕福な家でもなかったが、何不自由のない生活。
勤勉な兄の影響もあり、Tinaもまた勉強が出来、学校の授業も
そつなくこなす生徒だった。
クラスでは、特別目立つ存在でもなかったが、そこそこ男子にもモテたし
彼氏に困るような事などはなかった。
大学受験を控えたある日、Tinaは、
とある映画館に彼と出かける。
上映されていたのは、フランシス・F・コッポラの
不朽の名作『ゴッドファーザー』。
どうしても映画館で見てみたいという彼に付き合い、
tinaは半ば仕方なく出かける事となる。
作品自体は、自分の生まれた頃の古いものだったが、
色あせない作品の魅力と迫力に、彼女は大きな衝撃を受ける。
…その頃の彼女にはまだ、知る由もなかった。
自分がその監督の娘、ソフィアコッポラに 将来、称賛される日が来る事など。。。
大学は、文芸メディア専攻を選んだ。
当時付き合っていた彼との間に子供が出来、
親を心配させる出来事もあったが、学内では
勉強にもより一層意欲を出し、校内でも優秀な生徒だった。
始めは役者を目指していたTinaだったが、
人間の裏の部分や、実際に食べていくまでの力や運を痛感し
美しさだけでは、難しい世界だと感じ諦める。
この時Tinaは初めての挫折を味わった。
その未練を持ったまま、映画界へ。
またその頃、兄が結婚。就職した先の一般の女性だ。
少し早い結婚に両親は心配したが、Tinaは優しく兄の背中を押した。
Tinaの部屋をノックするRobin。
Robin:...Tina?
Tina :Yeah?入って。
Robin:眠ってたかぃ?
Tina :うぅん、本を読んでただけ。眠れないの?
Robin:・・・この家にいるのも、後わずかだなって・・・。
Tina :Robin・・・パパとママはあんなふうに言ってるけど、ただあなたが心配なだけなのよ。
Robin:あぁ、そうだね・・・。
でも時々、僕が決断したはずの人生の大きな選択に、怖くなる時もあるんだ。
Tina :誰だってそうょ!人は必ずどこかで道を選ばなきゃいけない時があるゎ。
あなたにはそれが少し早く訪れてるだけょ。それに臆病にもなってる。
・・・エミリーを愛してるんでしょ?
Robin:もちろんさ!!それだけは誓って言える!
Tina :だったら何も問題ないゎ。
あなたの選択が正しいって事を証明するのはこれからよ。
Robin: そうだね。・・・この家はしっかりモノのTinaがいるから、安心して出て行けるょ。
Tina :それはどうかしら(笑)
映画界は、体育会系だ。
穏やかな生活が一変し、昼も夜もない、
仕事漬けの生活が始まる。
田舎暮らしだったTinaは、ここで一人暮らしを始める。
彼のいない生活。それにも慣れ始めていた。
仕事がとにかく楽しかった。
先輩は厳しかったが、運よく腕のいい先輩が身近にいたお陰で
Tinaは、メキメキと実力を付けていった。
仕事の関係上、人との出会いは多い。
役者にも声をかけられることもあったが、チャランポランな人が多く
どうしても付き合う気分になれないTina。
そんな時、職場のトラブルが原因で、弁護士のEricと出会う。
出会ったその日の出来事を、正直Tinaは、よく覚えていない。
しかし彼は違った。彼の完全なる一目惚れだったのだ。
・・・続く。
ちなみに、話と画像は、全く関係ありません(笑)
なんとなく合いそうなモノを選んでみました
peach♪さん早速会話シーン考えてくれて
ありがとう☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜
感想は、コメントへ書きまーす(*´∀`人)