わたくしごとですが。開催中です(^ー^)/

October 14, 2011

Season7-5

お待たせいたしました・・・。
Season7-5を書き上げました(笑)
ちょっとーpikari!!
毎回毎回 間が開き過ぎて、前のep忘れちゃったよっていう、そこの貴女。
ホントごめんなさい(T∀T)
パソコンのトップページの左下にいってもらうと、(携帯だと一番下かな?)
Categories(カテゴリー)と
いう欄があります。
そこにSeason7の各epがありますので、そこを読んで思い出しつつ
新作epを読み進めていただけると嬉しいです。
ではでは、、、(*ノ∀`*)ゞ




☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜ ☆*゚ ゜゚* *+:。.。:+* ゜ ゜゜




NYの夜。
人通りの多い道を抜け、薄暗い小道を走らせる。

雨がパラパラと降り始め、軽くワイパーを動かす。

昼間の出来事をTinaは思い出していた。

会議室。神妙な面持ちで、役員たちと話すTina

それは数年前から動き出しているプロジェクトだった。

そこに自分が関わってくるとは、当時の自分には想像も出来ないことだったが。

取締役、就任。

悪い話ではない。ただ・・・

また転勤となると話は違ってくる。

とりあえず、現段階では、株主総会の正式な日にちは確定しない事だけを
役員たちにお願いし、席を立った。

・・・Betteには どう話そう。ここのところ考えていたのはそれだった。

飛沫の音が大きくなる前に、明るい玄関が見えてきた。

車から降り、雨を避け少し背を丸めたまま、Tinaは玄関へと向かった・・・。



早朝。

あの日以来、亜美は執拗に追いかけてくる。

勢いで寝てしまった自分に後悔する日々をAliceは過ごしていた。

そんなことを知ってか知らずか、亜美は隣ですやすやと眠っている。

このまま、逃げ出してTina達の家に帰ろうか。

寝癖のついた前髪を何度も整え、そのまま顔をなぞる。

と、亜美が目を覚ました。

『起きたの?・・・早いね。今日はどこに行きたい?』

両手を天に上げ、背伸びをする。
可愛らしい素顔だ。国籍の違いからだろうか、実年齢より随分と若く見える。

『とりあえず、朝食を食べに行こっか。』

・・・Shaneの事、言えないな。

小さく苦笑いをして、Aliceは胸にシーツを巻いたまま、散らかった服に手を伸ばした。



NYに住んで1年。その割には聞き取りやすい、流暢な英語を亜美は喋る。

小さなアパートに暮らす彼女は、現在大学生。
日本では外語大学に通っているらしい。

家族構成、友達の話、学校生活。
出会ったばかりの相手に 亜美は何でも話してくれた。

閉鎖的な日本のゲイ事情からは、想像をかけ離れた彼女のキャラクター。

サンドウィッチをほお張る時に出来る、えくぼが可愛い。

アイスコーヒーを飲みながら、Aliceはいつの間にか受身になり、彼女の声に耳を傾けていた。





〜午後。

校舎には、柔らかいオレンジ色の陽が落ちている。

いつもは賑やかに聞こえるであろう、子供たちの声は遠い。

冷たい教室。

BetteTinaはそこに暗い影を落としていた。

『逃げるように、終わらせたくはないと思っています。』

Betteは重い口を開く。

担任のメガネが厭らしく光った。

『ただ、話し合って出した結果です。』



あの夜、深夜までかけて、二人で話した。

Tinaの転勤がこのような形で動き出すとは、Betteも考えていなかったが

それでも、半年後の異動は受けるべきだと合意した。

その移動先は・・・皮肉な事にLAだった。

Betteが静かに話す。

『とは言え、転校までにはまだ半年あります。
私達は、事態が悪化する前に改善策をとるべきだと思っています。
しかしこの件について、私達が子供たちの間に入って解決するカタチは取りたくありません。』

『放置するわけではなく、先生方の教育から、そして子供同士の話し合いによって

あの子はこれからの自分の立場を再認識し、そして強くなって欲しいと望んでいます。』


Tina
は、小さい机に差した陽の光を見つめながら、アンジーの笑顔を思い出していた。

『一度、子供たち同士で話し合う場を設けて戴けないでしょうか。』

足を組み返し、Betteは続けた。
『私達は、常にこの問題と直面して参りました。
それはレズビアンだから、という事だけではありません。
人種問題、格差社会等、差別というものが、世界中どの時代にも問題視されています。
だからこそ今のうちに、どんな人間にも無限の可能性がある、そして様々な環境や、
人間のあり方を素直に受け入れる心を教えて頂きたい。
その第一段階が、教育の場だと私達は考えております。』

小さく頷き、教師が静かに口を開いた。
『ご両親の思いは、よく解りました。
では、今度のホームルームでその時間を設けるよう、検討してみます。』

『よろしくお願いします。また転校の手続きについては、後日ご連絡いたしますので。』



ガラリと扉の開く音を立て、教師が入り口に立つ。

暗い廊下が、二人の影を更に長く伸ばしている。

Betteに続いて、Tinaが小さく一礼し、その場を後にした。

二人の後ろ姿に、迷いは消えていた。



pikasama69 at 00:04│Comments(12) The L Word Season7 

この記事へのコメント

1. Posted by yjun   October 16, 2011 18:35
pikariさん、お待ちしておりました(笑)

前のepを復習しながら読みましたが、ますます先が気になりますね

ゆっくりでいいですから、この先も続けてくださいね。

2. Posted by 未だ名前は迷ってます(笑)   October 16, 2011 19:11
pikariさん、こんばんわ。
あなたの妄想の大ファンです

読んでいると映像が頭の中で出来上がってます。
それだけpikariさんの脚本が素晴らしいのだろうと感じています。
転勤先がLA・・・続きが楽しみです。

それに、tibetteのリアルな実生活の妄想なんて、も〜デレデレものです
これも是非に続けて欲しいものだと願望がありますよ。
本当に、ジェニファーとローレルが実生活でだといいなぁ〜と思ってます。

ジェニファーの締まった肉体美に憧れて筋トレを始めた前回同様、名前は迷ってる(笑)ビアンより
3. Posted by すみれちゃん   October 16, 2011 20:46
妄想小説、楽しんで拝見させていただいております!
まるで、本当のTLWを観てるみたいなストーリーの出来上がり方で、なんだかまだ続いているみたいな錯覚すら覚えますね。

Tibetteにとっては避けて通ることができないアンジーの成長に伴う心配事も出てきて、親としての強い思いも描かれていて、Betteらしいな、って思いました。

今後がますます楽しみです!
あっ!たまにはTibetteのラブラブなシーン、いや、エロもちょこっといれちゃってくださいよ!!
4. Posted by オトモン   October 16, 2011 22:58
キターーーッ!続きが読めて幸せです頭の中で本当に動いてるんですよね、tibetteやaliceが!受け身のaliceにウケた。亜美ちゃんて例えば日本の女優さんでどんな方を想像すればいいですかね。楽しくて何度も読んでしまいます(笑)
5. Posted by pikari   October 16, 2011 23:45
5 yjunさん

カキコミありがとうございます
皆さんのカキコミで創作意欲も倍増するので、非常に嬉しいです
ホントにいつも、書き込んでくださり有難うございます

復習しながら読んで頂けたようで良かったです。
つなぎ目、大丈夫でした?(爆)
書いてる本人が、前epを忘れつつあるという・・・(笑)気をつけねば
お気遣いも有難うございます
今が本人的には一番の難産どころでして・・・。
その山を越えれば、あとはドドッと書き上げちゃえると思います
また楽しんで頂けるようにガンバリマス
6. Posted by pikari   October 17, 2011 00:06
5 未だ名前は迷ってます(笑)さん

今晩は、迷い人さんいらっしゃいませ★
カキコミ有難うございます
厳しいご意見も(本人は求めています。w)含め、こうやって直接カキコミして
頂いて、率直な感想を書いて頂けると本当に嬉しいです。

いえいえ、それは迷い人さんの想像力が長けているだけの事です。
私は単にページをめくっただけの事ですので(^▽^;)
私の暴走に振り回されないように、しっかり手綱を持ってやってください(笑)

実生活で??あー以前書いた妄想物語の事でしょうか?
あれは私の理想であり、皆さんの理想でありたく書いたものです
現実に、ゆっくり静かに動いてくれていたら嬉しいんだけどなぁ

迷い人さん(この呼び名、結構気に入ってる私w)は筋トレやっておられるの?
素晴らしいですそれって、自主トレ?
それともどこかのジムに通っておられるのかな?
素晴らしいです。pikari肥ゆる秋がやってきたので(爆)pikariは
ブクブク見事なまでのボディーになってきています(T∀T)
ちゃんとケアしなきゃ。私も迷い人さんのように見習おうっと
7. Posted by pikari   October 17, 2011 00:14
5 すみれちゃんさん

カキコミ有難うございます
恐れ多くもしっかりS7と謳っている以上は、出来る限り原作を元に
忠実に続きを書けるように努めております
だから、すみれちゃんさんの感想は非常に嬉しかったです。
ありがとうございます

Betteがどう対処するか、ここは私も非常に考え込みました。
作家の生みの苦しみを、100万分の1くらいは知った気分です(笑)
書いては消し、書いては考え込み・・・
自分の学のなさを痛感し、そして後悔しました(T∀T)イマサラダ
正直まだまだ書きたい言葉は全然届いていないので、批判覚悟で
出したくらい。(そこは素人という甘えに逃げてみたw)
だから、もし批判があったらいつでも仰って下さいね★
しっかり受け止めて、今後につなげたいと思っています。

ふふふ。ラブラブシーンは、そろそろ皆さんお求めかしらと
考えていたところですどうかなぁ。。。(笑)
次回も楽しんで読んで頂けるように、私も頑張って無い脳振り絞ってみますね(笑)
8. Posted by pikari   October 17, 2011 00:21
5 オトモンさん

カキコミ有難うございます
オトモンさんの頭の中・・・ちょっと覗かせて頂けますか?
今日、テレビで聞いたのですが、近い将来、自分の夢を動画で見ることが
可能になるらしいです。(現時点でもう静止画は可能らしい
いつか、オトモンさんの妄想を見せて頂く日がくるかもですよ

ちなみにオトモンさんの中の亜美ちゃんは、どんなイメージですか?
私が描いているのと、皆さんが描いているものが同じじゃなくて良いと
私は思っています。読んで頂くという行為で、そこから膨らませるのは
皆さんの素晴らしい想像力だと思っていますから

何度も?読んで下さっているの?嬉しいなぁ(T∀T)
じゃ、お礼のチューを(〃3〃)←要らんて?www
9. Posted by noppo   October 17, 2011 00:30
pikariさんこんばんは

ついにTina登場ですねーーーー
待ってましたよー
Tinaが普通に登場してくれて安心しました。

そして描写が細かいぃぃぃいい
ちょっとした仕草とか、あーやりそー(^。^)と
思わず笑顔になっちゃうところがありまして。

私的に今回の最大の盛り上がりポイントは、
Tibette再びLAへですーーー。
Shane良かったね(ToT)と。
早くShaneに知らせてあげたい・・・
10. Posted by matu   October 17, 2011 19:44
今晩はー

ほぉ〜、Aliceと亜美がねぇ・・・ えー!どうなるんだろう?
TinaとBetteはLAに戻るのですね。やっぱり二人はLAがイイ

今回のTinaの転勤とアンジーの問題について二人は
話し合って答えを出したというより、出ている答えの為にどうするかを話した。
私はそう思いながら読みました。
どちらかが無理したり、我慢したり、合わせたりする事なく
同じ思いになっているというか。
学校でのBetteの言葉から、Tinaの強い思いもガンガン伝わってきて
二人がもっと深くなってるって感じました。
二人の後ろ姿を見ていたら、頑張るアンジーが見える。(って焦りすぎ?笑)

続き、待ってま〜す
11. Posted by pikari   October 17, 2011 23:17
5 noppoさん

今晩は、noppoさん
カキコミ有難うございます

お待たせしましたー
Tina登場させましたー(笑)
私にとって、一番好きなキャラクターがTinaなのに
なぜか、Tinaの存在も、セリフも少なくなる・・・。何故???
Betteと話している時は、Tina目線でBetteを見てるから?
てか、やっぱり何事もどっしり構えて、相手の行動をまず見るのが
Tinaだからかもしれません。

描写、細かいですか?ありがとう
本人的にはまだまだ書けたのでは?と思っていて。。
でもま、所詮素人ですから(笑)その辺は温かい目で見てくださると嬉しいです。
もしくは、手厳しく言って貰って、pikariを成長させるか。
(何を目指してるんだ???)

ふふ。さすがnoppoさん。やっぱりLAに戻って欲しいのは
みんなが思うところ。正直迷ったんですけどねー。
BetteがS6で『狭いあの空間だけに生きていくのが煩わしくなった』
と言っていたので。・・・少し気持ちが解るな、と。
次のepは既に仕上がっています後はいつ出すか・・・だけ
12. Posted by pikari   October 17, 2011 23:24
5 matuさん

今晩は〜matuさん
カキコミ有難うございます

なかなか途中経過で感想を書くのって、コメントする側の立場に立つと
難しいだろうなって思います。
そんな中、matuさんはいつも的確で素敵なコメントを残して下さいます。
有難うございます

matuさんて分析するのが凄く得意ですよね。
キャラクターや、相手の立場に立って物事を考える。
そういうところ、凄く素敵だと思います。
私も真似させてください
アンジーの問題については、日本とアメリカでの教育方針に
絶対差があるだろうと考え、非常に悩みました。
でもあえてそれを調べずに書き上げました。
それは私の意地でもあり(笑)日本人である皆さんも
それからTibetteをよく知る皆さんも納得できるものを作りたかったからです。
・・・って所詮、素人の単なる趣味で書いてるものなんですけどねー(笑)

これから少しずつ、色んなものが動き出します。
matuさん始め、皆さんが楽しんで戴けますように

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